映画館に住みたい。

邦画を映画館で観るのが大好きな40代がtwitterでネタバレを書けずにblogへ流れてきました。

ネタバレあり/ノベライズを読んで自分の妄想を検証する。

『ヤクザと家族』ノベライズを読んだ上で、自分の理解・解釈が合っていたのかどうかをただ確認しているだけのひとりごとです。
もちろん、ネタバレを含みます。




ネタバレあり/時の流れを感じるシーン/柴咲家和室 - 映画館に住みたい。

親子血縁盃の儀式をやった部屋と出所祝をやった部屋は同じと分かってすっきり。しかも、そのときと今の部屋にいる人数を比較して、組員の数が減ったことを実感する描写もノベライズにありました。

ネタバレあり/時の流れを感じるシーン/組長室 - 映画館に住みたい。
柴咲組が賢治たちを侠葉会から回収するために払ったお金は300万円で合ってました。
賢治が柴咲の入院にあたって出したお金はノベライズでは10万円。でも祝儀袋にもともといくら入っていたのかははっきり分からず。

ネタバレ…?/賢治があのとき乗ってた車は… - 映画館に住みたい。
ノベライズに「山本は組の車を借りて」とあったのでこれは正解。

ネタバレあり/複雑な女心…? - 映画館に住みたい。
こっちに来てから初めて来た」がノベライズでは「こっちに来て、初めて見た」になっていて、それほど深い意味がなさそうなことばになってた…。うぅーん…。
けど、やっぱり、由香がかなり複雑な気持ちを持ち続けていたことはよく分かったし、由香の人生を描く映画を作ってほしいくらい。

ネタバレあり/翼の表情の中に。 - 映画館に住みたい。

これは正解とか間違いとかあまり考えたくないです…。ノベライズを読んで「そうかぁ…」と思ったけど、うん、いろんな解釈ができるあの翼の表情がいいよね!ってことにしたい。

ネタバレあり/加藤にも。 - 映画館に住みたい。

これは……ノベライズで衝撃を受けた部分なんですけど。
賢治に襲撃された加藤と大迫がなぜあのとき会食していたのかが書いてあるんですけど、いや、もう、私は加藤と大迫がそこまで腐ったヤツらだとは思ってなかったので呆然としました。家族の前で見せる温厚なおじいちゃんっぷりと非道なヤクザ、その二面性を強調する描写だったんですね…。ぞっとしました。
この投稿を書いたときに「加藤だって家族がいてさぁ」とか思った自分をぽかぽか殴りたい。

ネタバレあり/5年ルールと由香の台詞 - 映画館に住みたい。

ネタバレあり/由香の仕事から考える。 - 映画館に住みたい。

このふたつの投稿は解釈間違いが多発してました…恥ずかしい。
まず、中村が妻子持ち。けど、2014年あたりで離婚していますが。
あと、由香が生活保護の部署ではなく、介護保険課(でも台本は、高齢者に生活保護の受給の受付をしてるシーンなんだけどなぁ)。
そして、柴咲や由香に深い理由があって言ったのかはノベライズを読んでも分からず(柴咲が由香たちの存在に気づいていたのかも分からない)。
そういえば、由香が退職勧奨されるシーンで公務員住宅を社宅と言うことに違和感があるというのをネットでちらほら見たんですが、ノベライズでは「職員住宅」という表現になっていました。

ネタバレあり/メモの疑問と賢治の部屋 - 映画館に住みたい。

これはホテルを仮住まいにしているというのは合ってましたが、ラブホテルではなく高級ホテルという設定でした。

ネタバレあり/柴咲と賢治と中村の三角関係…? - 映画館に住みたい。

これは中村が愛妻家だったので、妄想は崩壊したんですが(笑)、中村が賢治に嫉妬していたというのは書かれていたので、あながち間違いでもないのでは?と思います。

 

こんだけ違ってたかぁ…と反省してるんですけど、でも、一昨日も書いたけど、それぞれの心のなかに答えがあっていいと思いたいです。
今、帯をちゃんと見たら「本当に監督が描きたかったエピソードも収録。」って書いてあるわ。どのあたりがそれなんだろう。知りたい。

ということで、明日はEJアニメシアター新宿へ行ってきます。それまでにノベライズを頭に叩き込みますよ。