映画館に住みたい。

邦画を映画館で観るのが大好きな40代がtwitterでネタバレを書けずにblogへ流れてきました。

ネタバレあり/翼の表情の中に。

 アクセス解析を見るとアクセス数が0ではないんですよね。

ひとりごとを言っているだけのblogで大変申し訳ないです。

 

 

今回も『ヤクザと家族』について思ったことをつぶやいているだけです。

 

ラストシーンの翼の表情、何度観ても、ほんとにすごいな…と思います。

 

ことばでは言ってないんだけど、

 

え…ケン兄、娘がいたの!?聞いてない!!!
子どもに父親の素性言ってないの、ケン兄のところもかよ!
っていうか、娘いるのに、俺のためにあんなことしたのかよ…
ケン兄…(ケン兄との思い出が湧いてくる…)

 

みたいなことを考えているんだろうなと、あの表情から想像できてしまうのがすごくないですか(正解は分からないけど)。

台詞ないのに。ことばが溢れてきそうな表情。

そして、あのシーンがあることで、観ている側も賢治の人生を振り返る余韻のようなものがありますよね。私はあります。(そして、私的にはあの長さがすっごく気持ちいいです)

で、そこからのあの主題歌。泣かないわけないです。

 

翼と言えば。

賢治が翼を抱き寄せるシーン。翼が賢治の肩にぽふっと顔を預けるような仕草をするのがかわいい。抱き寄せられるままじゃなくて、自分からぽふってする感じ。「俺で良ければ面倒見ますから」と大人なことを言ってみせながら、そういう瞬間の仕草や表情に子供っぽさが残ってて、アンバランス。

ところで、この「面倒見ますから」がどういう感じで面倒見るんだろう?と半グレの世界がよく分からない私は未だに疑問です。最初、「嫁に来い!」くらいの意味かと一瞬思って、いや、それはないなと反省しました…

 

 

本編→エンドロールで主題歌のMVを使う、みたいな特別編があればいいのになー。映画館で、そのままの流れでMVを観てみたいです。