映画館に住みたい。

邦画を映画館で観るのが大好きな40代がtwitterでネタバレを書けずにblogへ流れてきました。

ネタバレあり/複雑な女心…?

3/6も観に行きました。満席ではなかったけれどかなり埋まってました。

お隣の席の男性が、賢治がバットでぶん殴られるシーンでビクッとして声が漏れてました。私はそこよりも指のシーンが最初はこわくて直視できませんでした。今はもう慣れちゃってふつーに観てますけど。

 

相変わらずネタバレ的な感想というか、ひとりごとです。

最終的に、由香は「あんたのことを好きにならなければよかった!」と賢治を拒絶するわけですが、それって本心じゃないよね…いや、半分くらいは本心なのかもしれないけど。

2005年の海辺のシーンで由香が「こっちに来てから(海に)初めて来た」と言いますが、ということは煙崎市は地元ではないんですよね。

これがすごく引っかかっていて、由香は賢治と二度と会わないと決意していたわけではなかったんだろうなと勝手に妄想しています。地元であれば、二度と会わないと心に決めながらもそのままそこで出産して育てるのはあり得る。でも、煙崎が地元でもないのに、あの300万円を使って遠くへ行って彩を産むという選択をすることなく留まり続けたのは、由香の中に、いつかもう一度くらい賢治に会いたいという気持ちがなくはなかったんだろうなぁ…と思います。(待ち伏せされて、着いていってる時点で、分かることではあるんですけど)

だから、由香の叫びは14年の間に幾重にも重なった複雑な気持ちが内側にありながらあのことばが出ているのだと思うと胸が痛い。

 

話は少し変わって。

公式SNSに由香の勤務先は煙崎市役所だと書かれていましたが、作品の中では建物の入口の表記が見えるわけでもなく、市役所であることは分かるけどどこの市役所かは分からず。でも、由香の自宅の近くにもくもくと煙をはく工場が見えた時点で、煙崎市内なんだなと分かるようになってるのがいいなーと思いました。「煙崎市役所」って看板みたいなのがばーんって見えるとちょっと冷めちゃうのでありがたいなと思いました(警察のシーンもよく見ないと見えないから好き)。


ひとりでたらたらと書いてるだけなんですけど。
話し相手になってくださる方がいなくはないのですが、話したい量がちょっと異常なので、こうやって書いて発散しております…