映画館に住みたい。

邦画を映画館で観るのが大好きな40代がtwitterでネタバレを書けずにblogへ流れてきました。

ネタバレあり/加藤にも。

3/13のトークイベントのチケット、販売開始後、すさまじい勢いで席が埋まっていく中で後ろのほうですがなんとか取れました。5分で完売してましたね。

個人的にうれしいことがあって、シネマ・ロサの初週(3/12~)は上映時間が夕方で、仕事の状況次第では観に行けるので、飢えずに済みます。

 

今回も『ヤクザと家族』の感想とも言えないひとりごとをつぶやきます。

 

加藤が孫と遊んでいるシーン、いろいろと考えてしまう。

翼が加藤に呼ばれていく場所が、組事務所であっても話としてはつながるし、孫が出て来ずに単に自宅の部屋の中からあのシーンが始まってもつながる。でも、敢えてあのシーンで庭で孫と遊ぶ姿(しかも、かなり慣れた様子で、めっちゃいいおじいちゃん!)を入れているのは、柴咲組にとっては敵対する悪である加藤にも家族がいるということを分かりやすく示すためなのかなと思います。それによって同情の余地が生まれるかどうかは全然別ですけど。
そして、加藤が翼を恫喝している部屋の外では、孫が楽しそうに遊んでいて、暴力的な世界と普通の世界は遠く離れているわけではないと感じたり、同じヤクザの子どもでも翼と加藤の孫では全く違う境遇にあるのだと感じたり、いろいろ考えてしまいます。
あの二面性で更に加藤がこわく感じられるのもあるなぁ。

 

少し違う見方だと…

柴咲組は柴咲が独身で、あの様子なら中村もきっと独身。そういう意味でも後継者がいない柴咲組に対して、侠葉会は加藤には孫がいる(加藤は組長になってますよね?で、同居してるということは、息子か婿もいるんじゃないかと)。先がない柴咲組と、先がある侠葉会という対比も感じます。

 

 

散々書いた後で思ったけど、敢えて書くまでもない内容だったかもしれない…

 

 

加藤、ほんとこわい。「は?」「え?」「あ?」みたいなのの言い方!あれにブルッてなる。
加藤がこわすぎるおかげでヤクザとしてめちゃくちゃデキる感が醸し出されて、柴咲がいい人なんだけど組長としての手腕は今ひとつかも…という対比が分かりやすいのもいいな。

 

話が逸れますが、

柴咲にビールをぶっかけられる加藤よりもその隣にいる川山のほうがビクーッ!ってなってるの、かわいいです。

あと、廃倉庫で船の話が出てきたときに、最初「漁船か」と思ったんですが(「闇金ウシジマくん」で漁船に乗せられることを知りました…)、臓器だったんで、生き延びる可能性ゼロじゃん…ひぃぃぃぃ…ってなりました。

船っていえば、日本語字幕付きで観たときに、港で加藤が「川山!川山!」と呼んでいると思っていたところが字幕だと「川山くーん」になってて。字幕間違ってんじゃないの?と気になっています。

 

そんな感じで、ぐだぐだとつぶやいているだけでなんかほんとすみません…