映画館に住みたい。

邦画を映画館で観るのが大好きな40代がtwitterでネタバレを書けずにblogへ流れてきました。

ネタバレ…?/朝の海辺の音。

『ヤクザと家族』、今日も観に行きまして26回目でした。

ネタバレじゃないと思うんですけど、一応。

映画館があるにはあるけど、公開日よりも遅れて上映されるという地域で育ったせいか、観る前に情報を見たくない人の気持ちが分かります…

明け方近くの海辺で賢治と由香が喋るシーン。

波の音や鳥の声も素敵なんですが、手前にいた賢治と由香が歩いていって段々遠ざかっていくんだけれど、その離れていく距離を感じさせながらも台詞はきちんと聞こえているのが好き。

そして、個人的に鳥肌立つほど好きなのが、波打ち際に近いところまで歩いていった由香と賢治の声が、きゅぴーん!って感じの音になってるのがめちゃくちゃ好きです。語彙力なさすぎて「きゅぴーん!」としか言えないんだけど。朝の冷えた空気の中で響く声だなって感じます。夜だったらあの音じゃないし、近くにいたらあの音じゃないし。時間帯、温度、距離。そういう要素をあの声の音の中に感じるのですごく好きです。


はああ。語彙力がほしい…